こんにちは、アトリエスタッフの三橋です。
いつもはjohannaの2階で制作しているので、
あまりお客様と接することはないのですが、
コラムを通して少しでもつながれればと思っています。
今回は祖母の七回忌のため西の方へ一人旅した話を
したいと思います。
まずは去年一年無事に暮らせたことへのお礼に伊勢神宮へ。
あいにくの雨模様でしたが、境内に入りふと上を見上げると
雨があがり木漏れ日が射してきました。
なんとも厳かな雰囲気に包まれ、心がすーーーっと軽くなりました。
その後、兵庫の出石へ。
ここは天橋立や城崎温泉にほど近い、小京都と呼ばれる
こじんまりとした城下町です。
はじめて川越に来た時、田舎のおばあちゃんちに似ているな～と
懐かしい感じがしたのですが、
今回数年ぶりに出石を訪れてみて、なんだか川越みたい！としみじみ。
小江戸と小京都、きっと私はこんな感じが好きなんですね。
川越の時の鐘のような、辰鼓楼。
街並みが見渡せる出石城。
名物は出石そば。
そしてふと立ち寄った出石焼の工房。
何か思い出に買っていこうと思い、
工房の方とお話していたら、祖母のことを知っていて！
祖母は茶道の先生をしていて、茶器をこちらで購入したことがあったとのこと。
使い育てた器がとてもいい感じになったから見に来てと言われ
お宅に伺ったこともあるんですよ、
この間もどうしているかしらと思い出していたと
おっしゃってくれました。
亡くなる何年か前から養護ホームに入っていたので、きっともう
十数年前のこと。
覚えていてくれたこと、思い出してくれてたことに胸がほっこり温かくなり、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
その後バタバタと京都、名古屋とめぐり、七回忌を機に決行した弾丸一人旅でしたが
とっても楽しくリフレッシュできました。
またいつかゆっくりと旅がしたいな。
