２０１６年１２月、私たちは台北で行われたマーケットに出店いたしました。
少し遅くはなりましたが、去年の台北のマーケットの様子を
ご紹介させていただきます。
Simple LifeとSimple Market
そもそもどうして台湾のイベントに参加することにしたのか。
去年より、私達のお店には台湾人のメンバーが加わってくれています。
一緒にお店を盛り上げていく中で、台湾と日本のよいものを
お互いに紹介したいという熱い想いを聞いているうちに、
台湾でもKIKONOの帽子を紹介してみたいと話が進みました。
そんな中、ご縁がありSimple Lifeの出店をさせていただくことになりました。
海外での販売経験などなく、どこまで受け入れられるのかも不安の中
それでも台湾ではどんな反応をもらえるのだろうかという期待もありつつ
ワクワクと不安の気持ちで、台湾に行くことを決めました。
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１２月というと、日本はとても寒い季節ですが、
台湾ではまだまだ温かい（というよりは少し暑いくらい）です。
そんな中、私達は秋冬帽子をもって台北にやってきました。
イベントでは、KIKONOメンバーの友達が事前準備から手伝ってくれたり、
当日たくさんのお友達が差し入れを持ってきてくれたりと、
すてきな仲間達にかこまれながらのイベントとなりました。
私は台湾語も話せないので、お客様と充分なコミュニケーションが取れません。
また、品質はよいけど高額な帽子を、台湾で受け入れていただけるのかどうか、
現地に入るまでは心配ではありました。
ですが、イベントが始まるとその心配もすぐに吹き飛ぶほどです。
KIKONOメンバーとその友達（日本語ペラペラ）が台湾のお客様に
丁寧に接客をしてくれたこともあって、
たくさんの方に帽子をかぶっていただき、そして喜んでいただきました。
私達は沢山のお客様に驚き圧倒されていましたが、
台湾の方々にKIKONOの帽子を受け入れていただけたことがとても嬉しいことでした。
台北の街中でも、イベント当日も、台湾ではまだまだ帽子を
かぶっているかたが少ない印象を持ちました。
帽子に興味はあるけど、かぶり方がわからなかったり
どのようにあわせればいいのかがわからなかったり、
色合いも迷ってしまったりと。
それでも、丁寧にご説明して、合わせてさしあげると
鏡を前に恥ずかしながらも感激してくれていました。
そんな様子を見ていると、台湾に来てよかったなと思うのです。
台湾の皆様、ありがとう、謝謝你！
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台湾の方々は、とても日本を好きでいてくれています。
そして、日本人も台湾が好きだという方も多いのではないでしょうか。
私は台湾が大好きになりました。
台湾の街を歩いていると、ちょっとだけ昔の東京を
歩いているような感覚になります。
雑多な感じや古い建物の様子が、どうやら落ち着くようです。
そして人の温かさややさしさをいろいろな場面で感じました。
イベントの後、仲間達でワイワイ食事したり、
ちょっとしたことでも気遣いをしてくれたり、
知らない人でもコンビニで助けられたり、駅で助けられたり、お店の方が親切だったり。
また、感性や良いものに対する想いも、日本と共通する部分が
すくなからずあることを知りました。
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Simple Lifeの会場となった華山1914文創園区は、台北の中心地に位置する
古い工場と倉庫の敷地を再利用した広大なエリアです。
趣がありながら先進的なスタイルでアート・クリエイティブな
ショップやイベントスペースが並んでいました。
ここは台湾で感度の高い方たちが集まる場所なのですね、
雑貨店やカフェ、アートギャラリーなどがたくさん並んでいました。
興味深いことに、日本のものもたくさん並べれていました。
Sonyや手紙舎さんのショップもありました。
Simple Lifeの当日は、いくつものステージがつくられて沢山のミュージシャンが演奏したり、
会場全体で手づくりの品やクラフト品が販売されていたりと、熱気に包まれていました。
台湾の夜は長いです。台湾は暑いから、みんな夜まで活動的です。
この日も遅くまで多くの人でにぎわっていました。
台湾の活気あふれるハイセンスな場所
さて、マーケットが開催された場所のほかにも、
私達は様々な場所を訪れました。
台北はとても魅力的な街でした。
人の優しさや熱気、洗練された場所やもの、おいしい食べ物
何度も訪れたくなる魅力が沢山詰まっていました。
一部ですが紹介させていただきます。
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華山1914文創園区とならび、
洗練された空間とショップのある場所、松山文創園区。
こちらも工場の跡地の倉庫と大きなデパートに、様々なショップが並びます。
誠品生活松菸店というデパートの中では台湾国内外のハイセンスのものが並びます。
３Ｆには本屋もありますが、湘南Ｔ－Ｓｉｔｅのような提案力のある空間でした。
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たくさんのカフェや雑貨店、セレクトショップが緑の並木の通りに面して
並んでいる富錦街。日本の雰囲気がどこか漂う感じもあります。
ゆっくり見て廻るとあっというまに日が暮れてしまうほど、沢山のショップがありました。
日本のブランド（BEAMSやJournal standardなど）も
この通りに出店されていました。
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台北市内には素敵な雑貨店やセレクトショップも沢山ありました。
古道具を扱うDelicate antique
台湾の雑貨、そして月桃という素材で作られた
すばらしい籠バスケットをあつかう蘑菇（Booday）
日本のものも多く紹介されている小器
また、日本の河童橋のような荒物が沢山ある
迪化街にも行ってきました。
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そして、２回目に出店した台湾マーケットSimple Marketの会場である四四南村では
素敵な空間のベーグルカフェ、好，丘 がありました。
ここは台北１０１のすぐそばです。
台北は雑多な路地や古い建物も沢山ありながら、
新しい文化やハイセンスなデザインをうまく取り入れ、
高感度な人達を中心に良いものを生み出そうとする
空気がありました。
おいしいたべもの
台湾にはおいしいものが沢山ありました。
何を食べても本当においしい！
ディンタイフォンの小籠包
ディンタイフォン本店の裏側にある屋台の
お好み焼きのような食べ物
火鍋料理
こちらは春水堂のタピオカです。
日本にもありますが、台湾ではサイズがとても大きく
飲みごたえがあります。
そして夜市ではここでしか食べられない美味と
おいしい果物をいただきました。
おわりに
台湾は本当にお勧めの場所です。是非行ってみてください。
そして私達も機会があれば台湾の素敵なものをお店で紹介したいと考えております。
４月後半、また台湾のイベントに出店予定です。
詳しくはまたご紹介いたします。
これからも広くKIKONOの帽子を手にとっていただき
喜んでいただけるよう、帽子を作り続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
