５月９日（土）
少し恥ずかしそうに奥様へのプレゼント照れながら選んでくださった男性。
喜んでいただけますようにと願いながらお包みした。
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風のように・・
おしゃれなベスパに乗って現れる、外国の香りがただようお客様。
「急いでいるので・・」とお店の入り口でささっと手渡してくれたのはイタリアのコーヒー。
時々思い出してくれるのかな、優しいお心遣いが心にあたたまりました。
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「作ってくれてありがとう」という言葉とともにお店に入ってこられたお客様。
初めてお会いしたのだけど、一瞬で好きになった。
「帽子を探しているの」と
「ご用意いたします」
ぴったりの帽子を嬉しそうに選んでくださった。
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「わぁ、これは私の帽子？！」
と驚かれ、「そうですよ」とお答えする。
たくさんの場所に一緒に連れて行ってもらったのだなぁと感じられる帽子は相棒のよう。
その姿を見られるのも、作った私の特権で、愛しい時間なのだ。
確かに新品のように見違える帽子をお渡しする。
また、たくさんご主人様に寄り添って帰ってきてね。
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ご近所のワンちゃんが散歩をせがむ鳴き声がした。そろそろ帰ろうかな。
アトリエの床を履いて、ハサミや糸を元に戻し、今日もいい１日だった。
お店をやっていて良かったと思いながら電気を消す。
そんな日は歩いて少し遠回りして帰ろうかな。
